第19回(企画編⑧) 公開プレゼンテーション
テーマ:公開プレゼンテーション
報 告:「とよなか地域創生塾」塾生
講 評:石川路子さん(甲南大学経済学部教授)、鈴木径一郎さん(大阪大学産学共創本部特任助教)
進 行:森本誠一さん(大阪大学産学共創本部招へい研究員)、とよなかESDネットワークの皆さん
日 時:2019年2月2日(土)14:00~17:00
会 場:とよなか国際交流センター 会議室2
1.公開プレゼンテーション
5月に開校して以来、学びを積み重ねてきた「とよなか地域創生塾」の成果発表です。
主催者からの挨拶の後、グループでの企画づくりとそれに基づくイベント・活動の結果を公開で報告しました。
各グループの発表については、ゲストの石川路子さん(甲南大学経済学部教授)、鈴木径一郎さん(大阪大学産学共創本部特任助教)からそれぞれ講評がありました。
発表グループ一覧(発表順)
グループ名 | 概要 | 発表の様子 |
ぽんdeライフ | 今やりたいことができているか、自ら決めた進路や職業か。私たちだけでなく、多くの子どもも同じ道をたどっているのではないか。そんな問題意識を持つメンバーで集まったのが「ぽんdeライフ」です。 |
|
にこにこブランコ | 親と子の笑顔を守るために、親と子の絆(愛着形成)を育むお手伝いをしています。親と子の絆の大切さを講演会等を通じて広めていきます。様々な活動を通じて、困っている家族に出会い、相談等のお手伝いをします。 |
|
コト⇌コト | コト⇌コトは、ものや行動の交換で、新たな交流や助け合いが生まれることを願い、活動をとおして、まちづくりを目ざします。 2月9日の環境交流センターで交換イベントを予定しています。ご参加ください。 |
![]() |
働く一歩 | 様々な事情により、仕事を続けられない、仕事に就くことができない状態にある就労困難者が、安心して就労できるように、いかにして支援団体につなげていくべきか、そのために必要な手立てや取り組みについて考察する。 | ![]() |
インクルーシブ ホーム |
多様な人々が垣根なく、やりたいことをできる場所を実現できる居場所作り。そのために、カフェ的対話活動を中心に行って、地域の社会課題解決を目標に活動を行います。 | ![]() |
2.コメンテーターによる講評とディスカッション
つづいて、コメンテーターのお二人による全体の講評でした。
石川さんからのコメント
- 自分たちが何を課題と考え、何をしたいのか「軸」があることが大切です。その上で、PDCAをまわしていくことによって、時代や状況の変化にも対応していくことができます。
- 違う意見の人であっても互いに認めあう、双方向にやりとりをすることが大切です。先入観を持たずに色んなことにチャレンジし、色んな団体や人ともつながって欲しいです。
鈴木さんからのコメント
- “つくりながら考えた”方が、自由にふるまえる範囲が広がります。リサーチしながら、プロジェクトすることで、やっている瞬間の面白さを大切にして欲しいです。
- 自分の住んでいる地域に、自分たちで手を入れることに意味があります。ひとつのプロジェクトによって何かが起こるというように、対話的につながっていくことで発展していくんだと思います。
全体の進行は「とよなか地域創生塾」運営会議メンバーの上村有里さん(とよなかESDネットワーク)、ゲストによる全体講評の進行は同じく森本誠一さん(阪大学産学共創本部招へい研究員)でした。