第5回(グループ企画①) コミュニケーション、討論、対話
日 時:2020年10月3日(土)14:00~17:00
場 所:豊中市教育センター 教科教育研修室
講 師:鈴木径一郎さん(大阪大学共創機構特任助教)
とよなか地域創生塾・第5回を開催しました。
いよいよ仮グループが始動します。
本日の日直は柴垣さんとSさん。
受付も日直さんの仕事です。
今日の講師の鈴木先生。
実は何をするかは皆さんには内緒で、
「これから演劇を作ってもらいます」と発表されると、
軽くどよめきが起こりました。
演劇のテーマは「困りごと」。
グループごとに、地域の課題を自分の困りごととして演劇で表現します。
まずは誰の課題を選ぶかの相談から。
課題が決まったら、シナリオを作り、配役します。
ここで課題を出した人と脚本、本人役は別の人がやります。
コミュニケーションが発生します。
グループ1の1回目の演技がスタート。
その他全員は観客になります。
困りごとは「地域におすすめできるお店がない」?
店主との掛け合いに笑いもありました。
3分の演劇が終わると、観客から感想がフィードバックされます。
うまく伝わったでしょうか。
グループ2は、食育について。
親子が一緒にスーパーに行き、切り身が魚だと思っている子どもに、魚の本当の姿を教えます。
グループ3の困りごとは、「幼い頃に母に相手にされなかったできごとを大人になっても引きずっている」
たまたま出会ったタロット占い師の話を聞いて、気持ちを切り替えます。
子ども時代と20年後の一人二役の演技が抜群でした。
グループ4の困りごとは「もやもやする」
もやもやして友達を誘おうと思って出かけるものの、友達は家族との外食や習い事に忙しく、お金のかかる塾やピアノに誘われてしまう。最後に不登校の友達に出会ってようやく共感されます。
リアルタイムのコメントと別に、観客のコメントをグループごとに貼り出しました。
これも参考にしながら、より伝わる演劇にブラッシュアップします。
発表の2回め。1回目とは順番を入替えたり、説明を増やしたり、結末を変えたり。
コミュニケーションへの理解は深まったでしょうか。
仮グループのメンバーの距離が近づいたと思います。