第2回 地域課題とは何か、コミュニティビジネス・市民活動の事例研究
日 時:2021年7月17日(土)14:00~17:00
場 所:とよなか人権平和センター 大集会室
講師・進行:森由香さん(とよなかESDネットワーク)
ゲスト:譲尾恵子さん(ママの働き方応援隊・大阪豊中校/とよなか地域創生塾・第3期生)
北川淳也さん(ソーシャルFun!!/とよなか地域創生塾・第3期生)
三平真理さん(うーぱー/キャリアブリッジ)
とよなか地域創生塾の第2回が開催されました。
今回も無事に対面で開催することができました。
今回から日直がスタート。このお二人が担当です。
お二人には準備や受付を手伝っていただき、最初の司会とスピーチをしていただきました。
最初なので緊張されたと思います。
続いて、事務局メンバーでもある、森由香さん(とよなかESDネットワーク)による市民活動についての講座です。
今回は前回とは違う席、違うメンバーとグループを作ってもらいました。
少しずつ塾生の顔が見えてきたかなと思います。
初めての本格的な講座。真剣に聞き入っています。
講座の後は、実際に豊中市内で活動されている3人の方にゲストとして、活動を紹介していただきました。
このうちお二人はとよなか地域創生塾の卒塾生でもあります。
右から、譲尾恵子さん(ママの働き方応援隊・大阪豊中校/とよなか地域創生塾・第3期生)
子育て中のママが孤立せず、つながれるような取り組みをされています。
コロナ禍で一層孤立しがちだからこそ、オンラインなども使いながら、子育て中の人たちへの活動に力をいれておられます。
真ん中は、北川淳也さん(ソーシャルFun!!/とよなか地域創生塾・第3期生)
既婚男性の生活力を上げて、地域にも居場所を作れるように、男の料理教室などに取り組んでいます。
悩みながら進めていることも正直に話していただきました。
左側は、三平真理さん(うーぱー/キャリアブリッジ)
大阪府立桜塚高校の定時制で、居場所事業の「うーぱー」を実施されています。
高校中退をきっかけとする貧困の連鎖を断ち切るため、学校内で話のできる居場所や就労支援を行っています。
ここをモデルに他の府立高校にも取り組みが広がっていったそうです。
それぞれ説明していただいた後は、パネルディスカッションに移りました。
活動のモチベーションになっていること、意見が分かれた時の解決方法、これから活動を始める方へのアドバイスなどをお話いただきました。
とよなか地域創生塾に入ったばかりの皆さんの中には、そこまでできるだろうかという思いを持った方もおられるかもしれませんが、リーダーとして地域課題に切り込むのもあり、そんな人たちを支えるのもあり、関わり方は様々です。講座が進む中で、自分がどんなことに関心があるのか、どんな活動の仕方が向いているのかじっくり考えていっていただければと思います。