第10回 フィールドワーク(グループ企画④)
日 時:2022年10月29日(土)14:00~17:00
場 所:庄内周辺(縁結実、日本宿屋一六八、ぐーてん、しょうないREK、庄内公民館など)
ゲスト:井関敦子さん(日本宿屋一六八)
佐々木妙月さん(NPO法人ZUTTO理事)
第9回で学んだこと・準備したことを踏まえて、第10回は庄内地区でフィールドワークを行いました。好天で暑いぐらいの日和でした。いつもの塾生メンバーに加えて、市役所の新任研修の皆さんも一緒に歩きました。
まずとよなか縁結実に集合しました。創生塾の2期・3期の皆さんが実施されたリノベーションの説明があり、実際にどのような改修が行われているか見学します。
縁結実から出発。前半は団体で揃って歩きます。
商店街アーケードを歩き、豊南市場のピアノなどを見ました。
日本宿屋一六八で井関敦子さんのお話。
ゲストハウスをオープンするまでのエピソードから、コロナ前に外国人客や出張客、観光客を迎えていたこと、コロナ禍において現在は地域に開いて宿泊にこだわらない部屋の使い方を試みられていることを伺いました。
前回お話を聞いた創生塾2期生の上野さんが運営するごはん処おかえり。
この日はお休みでしたが、立ち止まって説明がありました。
居場所のぐーてんさん。理事の佐々木妙月さんから居場所ぐーてんの取組みについて伺いました。
ここで前半が終了、ここからグループに分かれて思い思いにフィールドワークを行います。自転車で回るグループもありました。
最後に庄内図書館のしょうないREKに立ち寄り、小池さん・図書館長さんからお話を伺いました。図書館のリサイクル本を販売して市民活動の資金に充てる「しょうないREK」の活動は、庄内コラボに移り、形を変えて継続されるとのことです。
グループごとに集まってフィールドワークをふりかえり、町を回って印象に残ったことや気づいたことなどを地図に書き込んでいきます。
そして発表。
「結まーる」はカフェで話し合いをしました。
カフェでの観察から気付いたこともあったようです。
「SALA」は主に中学生向けの食事・学習支援などを行っている居場所の「ただいま」を訪問。思いがけず第5期卒塾生の加藤さんに出会って話が弾んだそうです。
「TSU・NA・GO!!」は自転車を使って広範囲に街を観察。
子どもたちの集まる公園、道路の整備されているところ、狭いところなどを確認されていました。
「生きるをつくる」は最終目的地の庄内公民館が福祉避難所に指定されているということで、どんな対応をされているのかヒアリングを行ったそうです。
市役所新人の皆さんは、行政らしい視点から街を観察し、学んでおられたようです。
昨年より自由行動時間も増えて、各グループが自由な発想で街を回り、気付いたこと、学んだことも多かったようです。